慶應通信政治学専攻卒業後 2006→2011

祝の島(雑感)

きのうは、地元、武蔵野市で

「祝の島(ほうりのしま)」の上映会を行いました

http://www.hourinoshima.com/


わたしは地域での平和運動にいくつか取り組んでいるのですが
今回は、毎年夏におこなわれている

平和のつどい

という活動のお手伝いという形で参加したのです。



山口県の祝島は、中国電力の上関原発の計画地である田ノ浦の真正面に位置しています。
祝島自体に建設されるわけではありませんが、
農業・漁業で生計をたてている祝島の方々にとっては死活問題です。

30年ちかく、彼らはこの原発計画に反対を表明しつづけました。

・・・・・・・・・・・・

この映画は、福島での原発事故よりも前に完成した映画です。
ですが、今回のこともあって、非常に多くの地域での自主上映が重ねられています。





さて、この祝島!
映画をみていただくとすぐにわかるのですが、

ほんとうに、この島のみなさんの活動・運動は、あたりまえのことなんだな~と
じっかんします。
彼らは、生活・しごとの場が島自体です。ですからそんな島を非常に大切に思っていて
だからこそ、その島をよごす可能性の大きな、原発建設を断固反対するのです。

でも、こうした当たり前の行動を、わたしたちはできているでしょうか?

たとえば、すんでいる土地に道路建設の計画があがったとき。
反対運動をおこすと、とかく「住民エゴ」などと批判されることが多いです。
そんなことからか、はじめからあきらめてしまうケースも多いようにおもいます。


もちろん、祝島でも、さまざまな面で、島内が二分してしまうなどのできごとは
おきたそうです。

それでも、多くの方々が、当然にご自分たちの生活を守るべく
行動し続けてこられた姿には力強さをかんじるとともに

自分もそうであっていいんだ
そうであるべきなんだ
という強烈な感覚をもちました。


・・・・・・・・

さてこの祝島、もうひとつの映画の舞台にもなっています。

ミツバチの羽音と地球の回転

http://888earth.net/index.html

こちらは、一昨日、たまたまこちらも地元で
ようやくみることができました。


こちらも同じように、祝島の方々の豊かで力強い生活と反対運動を
描いているのですが

さらに、今後、この島以外のわたしたちが、
どのように一歩を踏み出していったら、持続可能な地球社会となるのか?

というところを非常に具体的に、スウェーデンの例や
国内でもすでに取り組まれている動きなどを描くことで

わたしたちにヒントをくれています。



どちらの映画もぜひぜひみてほしいです、みなさんに。


今度の原発事故によって
わたしも思うところがたくさんあります。

おいおい、おりにふれて書いていきたいと思っていますが

ひとつには、自分自身の日々の生活、何を選択するのか(買うものも、職業も、仕事の仕方も)
ということが、すべてに関係しているのだということを実感したことが大きいです。

日ごろ、格差問題について勉強会をしていたのに
自分の買う物やエネルギーのことや、そうした選択には無頓着であったことを
あらためて思い知らされました。

映画をみて、わたしが、文字通り目からうろこだったのは
島のみなさんが、自分の生活を中心に物事をみている!、ということでした。
それって、生きる権利を行使してるっていうことだと思います。

とてもシンプルだけど、意外とわすれてしまっていることだなと思いました。

自分自身、なにが一番大切なのか、っていうことを、
贅肉をそぎおとして真ん中の軸を、
たしかめてみたいなって思いました。


祝の島(ほうりのしま)での、あるおじいさんのことばが忘れられません。

「東京のひとたちは、せのびしすぎてるんだな」
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by nishiogiminami | 2011-08-08 21:21

1970年代うまれ。     広告会社勤務+主婦。  政治学専攻。(学士入学) 日本の政治思想に関心あり。あと市民運動とか。         趣味はネコと散歩と読書
by nishiogiminami
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